第2回 首都圏ブロック撮影会写真コンテスト結果発表

首都圏ブロック撮影会の第2回は、千葉県本部が担当して去る10月に「佐原の秋祭り」で、約250人をこえる参加者が集って開催されました。 この写真コンテストにも133名の応募者から597点の応募をいただき、勝又ひろし・全日本写真連盟総本部事務局長と佐々木広人・アサヒカメラ編集長の審査と講評をいただき、下記の作品が選ばれました。担当:宮﨑勝弘 千葉県本部相談役

最優秀賞「見せ場」加藤利光(静岡県)

最優秀賞「見せ場」加藤利光(静岡県)


このアングルから撮られた写真はこれ一枚でした。選ばれた理由はそれだけでなく、山車と見物客がバランスよく配置され、大勢を集めた迫力ある祭だということが一目で理解できます。さらに偶然中央部にカメラマンのLEDライトがスポット光のようにあたって、臨場感が強調されました。(勝又ひろし)

朝日新聞社賞「一休み」大石洋(静岡県)

朝日新聞社賞「一休み」大石洋(静岡県)


祭の写真は祭そのものでなくても、いくらでもいい作品が撮れるというお手本です。スローシャッターでせわしなさが演出されていますが、要は技術ではなく、目の付け所なのです。(勝又ひろし)

全日本写真連盟賞 「弾ける笑顔」岩崎茂樹(神奈川県)

全日本写真連盟賞 「弾ける笑顔」岩崎茂樹(神奈川県)


これはもう、この一瞬しかないという表情をものにしましたね。6人の女性の顔や動作が決まりすぎているほどです。視線に合わせてややローアングル気味に腰を落として撮ったことも勝因です。(勝又ひろし)

関東本部長賞 「雨の囃子」正法地 健(船橋市)

関東本部長賞 「雨の囃子」正法地 健(船橋市)


雨降りなら雨降りらしく撮ればいい。晴れっぽい演出など不要。その原点に立ち返ったストレートなスナップです。灯りの反射や人物の動きもしっかり捉えていて、男たちの熱気がビニル越しにしっかりと伝わってきます。(勝又ひろし)

アサヒカメラ賞 「お神酒だぞ」箕田 勇(蓮田市)

アサヒカメラ賞 「お神酒だぞ」箕田 勇(蓮田市)


危険だという声も聞こえてきそうですが、これが現実です。ならば撮るしかない! 存分に楽しむ二人の表情、注がれるお神酒の質感を見事に収めたこと、そしてこの瞬間にためらうことなくシャッターを押した判断に拍手。(佐々木広人)


以下は千葉県本部内会員の入賞作品です。

特選 「子供も一緒に」曲山芳枝(習志野市)

特選 「子供も一緒に」曲山芳枝(習志野市)

入選 「いくぞ!!」正法地幸子(船橋市)

入選 「いくぞ!!」正法地幸子(船橋市)

入選 「山車回し」並木幹雄(東金市)

入選 「山車回し」並木幹雄(東金市)

入選「のの字廻しを終えて」松浦昭子(習志野市)

入選「のの字廻しを終えて」松浦昭子(習志野市)

入選 「雨の曳き廻し」関本 好(長生郡長南町)

入選 「雨の曳き廻し」関本 好(長生郡長南町)

県一賞 「路地裏」小林岩男(八千代市)

県一賞 「路地裏」小林岩男(八千代市)

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