第13回 千葉の自然 結果発表

第13回「千葉の自然」写真コンテスト
令和3年10月6日審査
総評 関東本部委員 新井 傳
昨年に続き千葉の自然写真コンテストの審査をさせて頂きました。
長引いた緊急事態宣言の発令で、外出自粛が叫ばれている中でのコンテストでしたが、応募も減少するのではと心配して居りましたが昨年よりも出品者、点数共に増加することが出来ました。皆様の熱意を感じました。千葉県は海や山など多くの豊かな自然に恵まれています。今回出品された作品も皆様が、この自然の織り成すドラマや、魅力を自身で見つけて表現された多くの作品が寄せられました。これからも、郷土の自然の素晴らしさ求め作品を通して発信してほしいと思います。

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最優秀賞 「群翔」森田正博氏
押し寄せる黒い波と、砕け散る白い波バランスが良く、荒れた海の迫力を感じます。この上を乱舞する海鳥の大群、まさしく群翔です。どれだけの数の鳥でしょうか?これだけの大群がバランスよく、上下に空間を開けた構図に余裕を感じられます。
早いシャッターで切り撮り、飛翔している形がきれいです。





朝日新聞社賞 「朝の紫陽花公園」熊切正一郎氏
朝焼けで染まる山並みを見下ろすベストポジションから、鮮やかなブルーの紫陽花や光の当たった緑の葉が朝の爽やかさを感じます。画面を占める紫陽花のバランスも良く、色や花の並びに変化があります。また、中央の紫陽花の後ろの十数本の草が画面を引き締めています。





全日本写真連盟賞 「憩いの場所」小林岩男氏
オシドリの越冬地で知られる印西市の公園、珍しい千葉の自然を見た思いです。黒一色の水面に鮮やかな配色のオシドリが十数羽、さざ波に映る影も画面を引き締めています。警戒心が強く近くには寄らないようですが、上部にバランスよく点在しています。





優秀賞(1) 「朝の海」波多野保氏
真っ赤に染まった朝靄の中を、出漁する一隻の漁船を素晴らしいタイミングで捉えています。幾重にも広がる水平の波の中を、幻想的な漁船と人物が素敵です。さらに、漁船と並行して飛ぶ鳥のシルエットがポイントになっています。





優秀賞(2) 「暁の与田浦川」榊 昭二氏
与田浦川の鉄橋を走る貨物列車の全景を、暁の紅に染まる瞬間を狙い撮影されました。
列車の通過と、染まる瞬間の絶妙なタイミングは見事です。何度も挑戦したのでしょうか。
通過列車の位置が中央で二分されているので、川の黒い部分を少しカットしても良かったと思います。





特選(1) 営巣のヤマト君 山本 清





特選(2) 風の東京湾 石橋 清次





特選(3) 旅立ちの朝 吉野 信二





特選(4) 照射灯 松本 幸雄





特選(5) 天空の罠 山上 善雄





準特選(1) 今日も好日 間島 健一





準特選(2) 大物ゲット 諏訪 健二





準特選(3) 静なる夕暮れ 姉歯 章





準特選(4) 早朝の彼岸花 石田 道臣





準特選(5) 沼の朝 国広 妙子





入選(1) 夕富士に舞う 坂部 昌也





入選(2) 森の住人 赤羽 勝也





入選(3) 菜の花畑に日は暮れて 宮本 利子





入選(4) 紫陽花の丘眺望 宮﨑 勝弘





入選(5) ライトアップ 齋藤 康夫





入選(6) 潮溜り 福井 幸





入選(7) 夏の支配 飯田 幸雄





入選(8) 舞浜海岸の夕暮れ 東野 卓司





入選(9) 朝 露 髙橋 照典





入選(10) 大公望が行く 須藤 義秋






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