【入賞者発表】第14回千葉の自然コンテスト

第14回「千葉の自然」写真コンテスト
令和4年10月7日  
総評 関東本部委員 新井 傳
今回の、千葉の自然写真コンテストは「千葉県の魅力を再発見しましょう!」のテーマのもと開催されました。海や山など豊かな自然に恵まれた千葉の魅力を、自身の感性で切り撮った作品が寄せられました。
コロナ過で出品数は減少しましたが、身近で見つけた自然や、撮影に苦労したと思える作品など、魅力ある郷土をアピールした作品に熱意を感じることが出来ました。一方で、同じ撮影ポイントが毎回見られますが、同じ場所でも季節や時間で違うことを、新たな発見として見つけてほしいと思います。自然は、気候や環境に左右され都度変化しています。これからも、身近に感じる自然の魅力を再発見し、郷土の素晴らしさを求め、作品を通して発信してほしいと思います。

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最優秀賞  「星の神殿」飯田幸雄
ギリシャの神殿を思わせる様な、丘の上の石柱を左右に配置し、超広角レンズで星空を撮影。天の川でしょうか。無限の星が素晴らしいです。特に、中心部分のブルーがきれいで星空が輝いています。石柱にストロボかライトを当てているようですが、露出が適正に表現できたと思います。
千葉県もこのような素晴らしい星空を撮影できる自然があることに感動です。

朝日新聞社賞  「早朝のチューリップ畑」 髙根和美

縦位置で無駄がない構図で切り取りました。無数のチューリップが大河となって、幾重にも流れているようです。何と、爽やかな朝を迎えたのでしょうか。日の出前の朝靄がメタセの根元に漂っています。
この様な素晴らしい瞬間に巡り合えるのも、早起きの特権でしょうか。
林の空間に風車を配して、チューリップと良いポイントになっています。

全日本写真連盟賞 「家族」 中里宏司

白鷺の家族を大胆な構図で切り取りました。羽を広げた親鳥に当たる光が素晴らしく、暗いバックに羽が透けています。2羽で小枝を銜えて巣を補強しているのでしょうか。ヒナを守る親の愛情を感じます。
また、2羽のヒナが同じポーズで見上げて、親のしぐさに興味をもつている様です。白鷺家族の一瞬を素晴らしいタイミングでとらえました。

優秀賞 「蛍」 波多野保

特選 「爆弾低気圧通過中」 宮内光枝

準特選 「ミステリーサークル」 熊切正一郎

入選 「海に幸あり」 大曽根喜一郎

入選 「風踊る」 国広妙子

入選 「しずり雪」 髙橋久子

入選 「荒れる海」 風戸茂樹

入選 「夕暮れの騒めき」 榊昭治

入選 「ライトアップ」 大友博

入選 「蝶の戯れ」 戸田喜博

入選 「群れ」 吉野信二

入選 「輝線雀島」 歳森進一郎

入選 「電車が通る」 内山政治

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